皆さんに楽しく気持ちよくテニスをしていただくために
2020年総スポから2023年市長杯までの大会要項に掲載されたルールとマナーを再掲します(重複しているもの等を整理しています)
また日本女子テニス連盟兵庫県支部の「ルールについて」もご参照ください
(2023年市長杯)
<リタイア(RET)が発生した場合の対応について>
(質問)
トーナメント戦シングルスの準決勝戦は、5-4(RET)でリタイアしました。その後、他のブロックの試合が20分後に終わった時にはリタイアの原因であった足の痙攣が収まったので、3位決定戦に出場したい旨を本部席に申し入れました。
(回答)
トーナメント方式(勝ち抜き戦)リタイアとは、途中棄権ですので、トーナメントでは負けが決定します。従ってその種目での出場はできません。
(参考)
ドロー表記
*RET(リタイア)は、ケガ、病気などの理由で試合を途中放棄したとき
*DEF(デフォルト)は、試合前・試合中にコード違反をし、失格したとき
*WO(ウオークオーバー)は、相手選手の遅刻、出場辞退などで不戦勝になったとき
<よく起こるトラブル事例 《試合で起こるQ&A》>
(質問)
シングルスです。Aさんが打ったボールをベースライン際で、Bさんが飛んできたボールをノーバウンドで、「アウト」と言いながら返した。そのボールは、ネットを超えて相手コートに入った。Aさんは、「アウト」の声が聞こえたのでプレイを止めた。
1. Aさんの言い分
Bさんが「アウト」と言ったので止めた。 Bさんの失点です。
2. Bさんの言い分
ノーバウンドのボールを「アウト」と言っても、そのボールは、ネットを超えて入っているので、当然Aさんは打つべきで、打たなかったAさんの失点です。
(回答)
Bさんの失点
(理由)バウンド後ならアウトが成立ですが、ノーバウンドのボールを「アウト」と言いながらボールを返した。しかし、プレー中に声を出したので相手Aさんへの妨害になります。例えば、思わず「よっしゃ」は、問題ありませんが、「アウト」と判定している。Aさんは、「アウト」の声でプレーを止めたので、妨害されたことになる。
(参考)
ボールがバウンドする前に打った場合、コートの内・外であってもインプレーとなり、プレーを続ける。
*規則26妨害;インプレー中、相手が故意にそのプレーを妨げた場合は、相手の失点になる。
(2022年総スポ)
<Q07)携帯電話、CDプレーヤーの利用>
プレー中いかなる電子機器も使用することが出来ない。スマートウオッチは、電源が切られた状態でも試合中の着用は認められない。
<Q22)ノーアド方式について>
デュースの後、ノーアドでプレーすべき所をレシーバーズチョイスなしでデュースコートから1ポイントをプレーし間違いに気が付いた場合は、その結果をそのまま成立させ、そのゲームは終了したものとする。
*もう1ポイントプレーする旧ルールは無くなりました。
<*その他 2022年 JTA講習会模様 (編集)>
試合中、選手が足のけいれんを起こした。手当の為に治療薬として、よく使われる漢方薬の68番(芍薬甘草湯)等の薬を選手に飲ませる行為は、してはいけない。なぜなら、ドーピングの問題に触れることが考えられる場合や、選手の身体の問題(薬に対するアレルギーある等)がある場合があり、責任の問題が発生する。但し、選手が自ら持参していた物を飲むことは出来る。この場合、選手自らの自己責任で薬等を使用し、違反が判明した場合は、自己の責任となる。
*JTA日本テニス協会から転載。 編集 長崎県・長崎市テニス協会 審判委員会
(2022年市長杯)
<応援とコーチングの違い >
〇 応 援 「ナイスショット、頑張れ、リード、ポイント、もう一本」等はOKです。
〇 コーチング 「前に出ろ。ロブを使え。もっと振り抜け」等は技術・戦術の指導になりÑGです。
□ 試合中にコート外から介入したり、コート内に入っての助言はÑGです。
- 規則30 コーチング -
プレーヤーに対するあらゆる種類、手段による情報伝達、助言、指図などはすべてコーチングとみなす。 コートのベンチにキャプテンがいるチーム対抗戦では、そのキャプテンは、セットブレークまたはエンド交代の時、プレーヤー・チームにコーチをしてもよい。
(事例)
1. コートの外から、観客やコーチが声やしぐさで合図を送ってはいけません、 試合中、コーチ等からアドバイスを受けることは、許さ れていません
2.クラブ対抗大会(団体戦)の場合、アドバイスを受けることが出来ます
(2021年総スポ)
<(事例) ダブルスの試合中、ポケットに入れていたボールを落とした場合>
ポケットに入れたボールがポロリと落ちた場合、自分として「レット」をコールしたいが、出来ない。 ルールでは、相手から妨害された場合にコールすることができるとなっている。 自分の過失でボールを落としたため、試合は続行しなければならない。 相手が、転がっているボールを見て、妨害(レット)とコールされたら、プレーを止めること。
<(事例) ベースラインに着地したボールをA選手がアウトとコールし、ペアーのB選手は直ちに インだったと訂正した。>
ダブルスの判定とコールは、1人のプレーヤーが行えば成立する。 しかし、ペアの両選手の判定が食い違った場合はそのペアの失点なる。 ペアの判定が食い違ったとしても「フォールト」「アウト」をコールしたプレーヤーが直ちに「グッド」に 訂正した場合は、1回目に限り故意ではない妨害としてポイントレットになる。
(2021年市長杯)
<2020年JTAルールブック変更(トーナメント競技関連規則)P147~P148>
ダブルスのウエアについては、パートーナー同士の色の制限を設けない
女性の服装で、レギンス(くるぶし丈の長いサポートタイツ)の着用可となった
<24 雷について>
雷雨が接近している場合は、試合を中断することができる。稲妻が目撃されてから 30 秒以 内に雷鳴が聞こえたら雷が接近しているので、会場にいる全員が安全な場所に避難するべきである。最後の稲光が目撃されてから 30 分経過し最後の雷鳴を聞いてから30 分経過するまでは試合を再開するべきではない。
(2020年総スポ)
<判定とコール>
「フォールト」・「アウト」・「グッド」はネットから自分側のプレーヤー・チームが、「ネット」・「スルー」・「タッチ」「ノットアップ」・「ファウルショット」は両プレーヤ・チームがコールできる。
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E-mail sandatennis@gaia.eonet.ne.jp